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本村さん。
世間が注目していた裁判の判決が、今日出ました。
「光市母子殺害事件」です。

事件が起こったのは1999年4月、もう9年が過ぎました。
奥さんと赤ちゃんを失った本村さん、32歳だそうです。事件当時23歳。
人生の3分の1が、この事件と裁判に費やされてしまった。
この意味は大きいと思います。

最高裁からの差し戻し審、2審のやり直しということで広島高裁での2度目の裁判。
判決はおおかたの予想通りだったのではないでしょうか。

私は、今回の判決の正当性や是非や死刑制度についてこの記事で言及するつもりはありません。
ちょっとね・・・何といいますか、本村さんのことを心配しています。

いつも凛とした眼差しで、被害にあった2人の遺影を持ち、裁判に足を運んでいた本村さん。
必ず会見を開き、自分の考えを述べていた本村さん。
正直言って、事件の内容からして聞くに堪えない部分もあったと思います。
それでも、きちんと傍聴して。さらに、取材にも応じて。

何て強い人なんだろう、と思っていました。以前は。
でも今は、本村さんは「強い人」なのではなく、「事件と裁判を通じて、強くならざるを得なかった」
のではないか、と思っています。

弁護側が上告したとはいえ、おそらく審理後上告棄却→刑の確定、となるのではないかと思います。
心配なのは、裁判が一応の決着をみることで、張り詰めていた本村さんの気持ちが(良くない意味で)プツン、と緊張の糸が切れたようになってしまわないだろうか、ということです。
裁判が続いている間は、かなり気が張っていたでしょうし、会見でもそのような印象を受けました。
でもそれが終結すると、例えば無気力になってしまったり、体の調子が悪くなったり、そういうことになりはしないか、と心配なのです。
費やした時間が長かっただけに、その反動も大きいかもしれないですし・・・

杞憂に終ればよいのですが。。

被告が死刑確定したとしても、彼は一生、事件のことを背負って生きていかねばなりません。
それに加えて、裁判に費やした年月も、返ってくることはありません。
何人たりとも、返ってこないものを取り上げる権利は持っていない。それを深く感じた、裁判のニュースでした。

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2008/04/22(Tue) | 日々徒然 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
コメント
--No title--

>sinさん
はじめまして、でしょうか。
本村さんの強さは、最初から持って生まれた部分もあるかもしれませんが、
事件の被害者遺族になったことでより強くならざるを得なかったのかな、と思うと
その強さが、かえって辛さとなって伝わる気がします。
彼の周囲の方たちには、これからの彼の心のケアについて十分、お気遣いくださることを願ってやみません。
by: ままこっち * 2008/04/25 23:06 * URL [ 編集] | page top↑
--No title--

>「事件と裁判を通じて、強くならざるを得なかった」
自分もまさにそう考えていました。
強くあること。本来なら、素晴らしい事だと言えるのだと思いますが、
本村さんの場合は、そうは言えない。
この強さは見ていて悲しい。こうならざるを得なかった理不尽さがより際立って見えると、私は感じてなりません。
by: sin * 2008/04/23 21:58 * URL [ 編集] | page top↑
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