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今年の振り返り。(経済見通し中心!?)
今年も残すところあと1日。
少し早いですが、本日入院中の実父の見舞いなど、帰省がらみでバタバタするうえ、実家からADSLが撤去されてしまい、ネットは携帯からしかつながらないので、今年最後の記事になると思います。

ということで今年の振り返りをしようかな、と・・・

まず、個人的には:
・1年ぶりに職場復帰。ブランクはほとんど感じません。社歴も業務歴も長いので、ここ数年入社のチビッコさんたち(息子のことではなく)よりはナンボか。いや当然なんですけど。
・ベビーさん保育園入園。高倍率を何とか突破して、お兄ちゃんと同じ園にめでたく入園できました。
最近はすっかり慣れて、朝もさっさと「バイバイ」して遊びに夢中です。
・ベビーさん歩きだす。1年4ヶ月でようやく初めの一歩、が出ました。今ではスタスタ歩いています。
・2年ぶりに会津へ行く。レポ滞ってますが、やっぱりいいですね、会津は。
まあこんなとこですか。

ダメージをくらった出来事もいくつかあります。でもここでは書きません。

世の中の流れとしては:
・無差別殺人事件が多数発生。「誰でもよかった」「死刑になりたい」など短絡的な犯行が目に付いた。
・金融危機が実体経済に波及、製造業特に自動車が大打撃。※仕事に大きく影響するので詳細後述
・またも総理大臣が変わる。1年じゃ成果出そうったってなかなか難しいんじゃないでしょうか。
・そういえばオリンピックがあった。一番感動したのはやっぱり女子ソフト。
・グローバルで言えば、米国次期大統領に黒人のオバマさんが決定。
だいたいこんな感じかなあ。。。

金融危機に端を発する世界恐慌寸前(とマスコミははやし立てます)の経済状況について思うところを書きます。
だいたい、業界では(工業製品系製造業)「オリンピックイヤーが景気のピーク」というのが定説です。オリンピックが開催されると、家電はじめモノが比較的売れます。だから来年はさておき、2008年、今年の需要まではそこそこ読んでいた企業も多いと思います。
ところが。北京五輪もイマイチ盛り上がらなかった(と私は思いました・汗)し、さらには米国コケたら、皆コケた。それと、車コケたら皆こけた、になりそうなところが恐ろしいです。米国は、先進国の中では人口増加率が高い国で、それが日本のメーカーの北米進出を後押ししてきた面があります。
しかしよーく見ると、いわゆるWASPの層というより、移民や有色人種など、どちらかと言えば高額所得とは言い難い層のほうが人口増加率に寄与度が高い。ここを見落としたのかどうか。難しいところです。
車や住宅はキャッシュで買える人はそう多くありません。だからローンを組みます。その、ローンの担い手、つまり借り手の対象者を広げた結果が「サブプライムローン」という商品の登場。
つまり、従来よりもリスクの高い層に対して、高めの金利を設定したローン商品なのですが、これが当初2、3年は返済額が少なくて済むなど、低所得層でも利用しやすい商品設計になっているものもあったようで、それが結果焦げ付きを増やすことにもなっているみたいなんです。
これは、一時期(今でもあるのかな?)日本でも売っていたローン商品「ゆとり(ステップ)返済」に似ています。日本も経済状況が悪化してますので、同じような住宅ローン焦げ付きが増えるかもしれません。

製造業の話では、やはり車です。車は国内では全然売れていません。バブルの頃は年間770万台売れてました。今では信じられません。年間販売台数、来年(暦年)の見通しは31年ぶりに500万台割れだそうです。
でも基本、国内需要は右肩下がりであることは自明です。少子高齢化の進行と、市町村合併もあり人口の都市集中が進む日本で、車が右肩上がりで売れる理由はなかなか見つかりません。不振の中でも売上げを伸ばしているのは、車両価格はもとより税金や高速料金などの維持費が安い軽自動車か、ハイブリッドなど燃費のよい小型車が中心です。
そうなると海外に打って出るしかないわけです。現地生産を進め、効率的に市場へ供給できる体制をつくる。収益を為替に影響されにくくするためでもあります。

でも、逆風が一気に来た。自動車の怖いところは、他の製品と異なり波及効果が非常に大きい点にあります。例えば半導体や電気機器の比ではありません。車は構成部品点数が数万点にもおよぶ、「関わっていない製造業」を探すのが難しいとも言える製品です。
トヨタは北米マーケットを重視し、そこで収益をかなり稼いでいたのでかなりやられました。ホンダは売上げに占める北米シェアがトヨタほどではないので、そこまでのダメージではないものの、それでも通期で営業赤字。キツイです。

で、今連日ニュースになっている「製造ラインの人員整理」となるわけです。
非正規労働と一口に言っても、派遣と期間工では全く違います。期間工は会社(メーカー)が直接本人と労働契約を結ぶ契約社員ですが、派遣はメーカーと派遣会社との契約でしかない。
だから、「派遣切りはやめろ!」といくら騒いだところで、メーカー側が撤回するとは考えにくいです。冷たいようですが、デモに参加したり保全申し立てをする暇があるなら、再就職活動にそのエネルギーを注いだほうが賢明だと思います。
派遣でずっと働けば、いつかは社員になれると思った。・・・うーんこれもほとんど幻想ですね。中にはそういう人もいるかもしれません。派遣→期間工→ラインの社員 になっていける人がいるかもしれない。でも本当にわずかでしょう。
逆に言えばこれも冷たい言い方ですけど「派遣(もしくは期間工)だから雇う」のであって、これが正社員だったら相当ハードルが上がるはずです。ラインの社員は技能系社員と位置づけられ、自動車や機械系のメーカーでは、特に加工の工程において要求された精度をピシッと出せる技能を身につけることが要求されます。だいたい、工業高校や工業高専出身の、理系素養のある人を採用して配置しています。ただの単純労働ではないのです。
そこを、メーカー自身も切り分けてアウトソーサーや期間工に仕事を出した。それだけのことだと思います。
しかし製造派遣を受け入れる前からも、期間工とか製造請負のシステムはあったわけで、それがここまで大騒ぎになるということはやはり、「自動車」がコケてしまったからだと思います。数が多いんでしょう。
じゃ、規制緩和しなきゃよかったのか。それもちょっと違う気がします。そのままではコスト削減が難しい→コストの安い海外で作る→工場や技術の海外流出→国内で雇用が吸収できない ことにもなります。
そういう意味では、もともと大してなかった雇用がここ数年で爆発的に増え、一気に縮小した結果なのかもしれないです・・・厳しいですけど・・・
以前ワーキングプアについて書いた記事でも触れました(過去記事はこちら:前編後編)が、そういう憂き目に遭わないためには、自分の提供する労働の質について、コモディティ(=誰でもできる)レベルに落さない ということが大変重要になります。誰でもできる仕事は、自分でなくてもいいのだ、そう思えば少しでも自分なりの工夫、改善、提案、働きかけ、何でもやろうと思えばできる糸口はあるでしょう。それをやり続けるしかない。

私の経験した不景気で、今回これまでと違うのが「比較的堅調な(工業製品の)業種が少ない」という点です。前回の不況、ITバブル崩壊のときは半導体、電機はメタメタでしたが、自動車は堅調でした。
でも今回は太陽電池と海外インフラプロジェクト系(発電とか)くらいしか見当たりません。家電はことごとくデジタル化が進み、チップさえ入手できれば誰もが作れるようになってしまいました。
薄型TVも同じ。パネルとチップさえ買えれば誰でも作れる。だから価格下落が早い。ノートPCもついに5万円前後になってしまった。
この状況から這い上がってくる業種がもう少し増えないと、製造業はしばらく相当厳しいままだと思います。と言ってもイコール「モータリゼーションの否定」ではありません。まだまだインフラが未整備の地域もあります。自動車の需要はまだあるはずです。技術面でも、永遠の課題は「環境対策」と「安全対策」で、常に研究開発投資を続ける必要があります。雇用含めた波及効果が極めて大きな業種ですから、何とか頑張って欲しいです。

私は日本の製造業を本当に心から愛している!!!!!!ので、お客さんたちがこの、もの凄い苦境を何とか少しでも早く、抜け出せるよう応援しているし、それを祈ってやみません。
来期は特に上期が最悪、底打ちは、、、、うーん秋ごろかなあ、なんて思っています。反転してくるまでにたぶん1年くらいかかると思います。政治は迷走中ですからあまりアテにはなりません。結局は我々1人1人が頑張るしかないでしょう。

・・・とまあ何だか「経済観測」みたいな感じになりましたが、自分もやれることは全てやりきる積もりで来年を過ごしたいと思います。
歴史探究は、変わらず幕末戊辰を続けます。会津レポなんかも。

それでは・・・
皆様、よいお年をお迎え下さい。


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2008/12/30(Tue) | 日々徒然 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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