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不安的中、なのか?(その2)
先日UPした記事「不安的中、なのか?」について
たくさんのコメント、フォロー記事をいただきました。

私も再度「逃げないで」この話題について考えたいと思います。
皆さんのコメントにもあったように、また、あ~るさんのフォロー記事にもあったように、
私もミタニンが単純に「死地を求めて戦う歳三」に描いているとは思えません(というか、思いたくない)。

ただ「はま☆なか☆あいづToday」の山本耕史インタビューで、「ホンを全て読んでいるはず」の彼が
・とにかく辛いシーンばかりでしんどい。
・全ての言葉に生きる意志が感じられない。
と言っているのがすごく気になるんです。

これが、例えば放送枠が「金曜時代劇」など複数回にわたるもので、
台本もまだ最初の2回分しか見ていない。のなら、話は分かります。
でも今回の枠は「NHK正月時代劇」で、単発ドラマ、尺はたったの89分。
ホンが数冊に分かれているということはまずあり得ない。
全編に目を通し、撮影に入っての山本耕史の感想なのです。

かつ、内容は「土方歳三、最期の1日」。命を散らすその直前の歳三が、過去の回想をしながら出撃していくその日を描いたもの(のはず)。
ドラマの撮影は舞台と異なり、時系列で進めるのではなく、セットや役者の都合に合わせてシーンをバラバラに撮影します。なので例えば「今日は母成、明日は二股、翌日は青葉城での軍議」など行きつ戻りつしながら撮影を進めていくのが常です。だからスタパレポなどにもあるように、既に蝦夷地上陸後のシーンも撮りに入っている。
それら全てをひっくるめて、「何すか、それ?」と思っちゃったのです。

北方謙三著「黒龍の柩」下巻の最後のほうのシーン。
いよいよ最終段階を迎えたときに、安富が歳さんに
「もし降伏か講和するとなったら、副長はどうします」と聞く。
歳さんは「俺は降伏はしない。が、死ぬために戦っているわけでもない」と答える。
安富はそれに対して「死ぬ気もないが、降伏もしないということですか」と聞き返す。
歳さんは「それ以上のことはわからん」と答える。
・・・きっとそんな「自己矛盾」を抱えていたと思うのです。
そしてその「矛盾」に抗うかのごとく、とにかく目の前の戦には勝ちに行く。

近藤さんを補佐して、男にする。それを最大の目標にしてきた歳三にとって、
その近藤さんを失ったことは生きる意味をも失ったのに近いと思います。
でもその「どん底」状態のままずーっとはいられない。
それを乗り越えて、自分なりの「生きる意味」を見出していたと思いたいのです。でなけりゃ、陸戦で連戦連勝できるはずがない。
死のうと思っていたなら、いくらでもチャンスはあった。
でもそうしなかった。それが「ヤツら(新政府軍)に一矢報いてから」なのか、「隊長、陸軍奉行並として守らなければならないものがある」なのかは分かりません。

会津で怪我の療養をしていた3ヶ月の間、彼の中で何かが吹っ切れていてほしい。
それをミタニンの作品で見たい。
「史実土方大スキー」としては、そう願ってやみません。
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2005/10/03(Mon) | 「新選組!」&「新選組!!」周辺 | トラックバック(1) | コメント(8) | page top↑
コメント
--Akiさんこんにちは--

Akiさんコメント&TBありがとうございます。

えーっとですね、私は最近、大鳥圭介とか伝習隊とか、勿論釜さん(榎本武揚)とか、人見勝太郎とか、旧幕臣ズ&その部下たちにすごく興味関心があって、いろいろ史料集めをしたり本を読んだりしているんですね。
すると、特に仙台以降の時期、というのは歳さん1人で戦っていったんじゃないという思いがどんどん強くなってきたんです。
その幹部連中の中では、最も辛い過去を背負ってしんみりしてしまうのが歳さん、ではありますが、皆それぞれの意地とか思いを持って蝦夷地に来ていて、ともに戦っているんです。
中には大鳥先生とか松平太郎みたいに、明るいキャラの人もいたりして。そういう新しい出会いで、歳さんも何か得るものがあったと思うんです(頭のいい人だったし)。
そういったものを全て抜きにして、過去に追いすがる歳三になってしまわざるを得ないのは「尺」のせいだ。と思うことにしました。
だいたい89分では無理なんですよ。最初「嘘でしょ?無理でしょ?短すぎる」と思ったのが今になってズッシリきてますよ。
なのでこれはこれ、とある意味諦めることにしました。諦めちゃえば、ダメージも少ないかな、と。
後ろ向きかもしれませんが、自己防衛ですね・・・私にとっては。
by: ままこっち * 2005/10/04 22:33 * URL [ 編集] | page top↑
--インタビュー記事--

ままこっちさん、こんにちは。
私もウルフ通信を読んだ時にはヘコミました。
でもその後、インタビュー記事の全文を読んで、これは(いい意味で)ちょっと違うかも…と思えるようになりました。

ミタニンや山本土方が“死に場所を求めるだけの土方さん”を描くはずないじゃないですか~!
そりゃ、かつての仲間をことごとく失った土方さんが辛くない訳はありません。
でもだからといって全部を放棄してたやすく死に向かうほど、土方さんは弱くないと思うのです。
むしろ自分の信念に忠実に従って、突き進むようになったんじゃないのかなぁ。
かっちゃんがいなくなっても、決して揺るがない土方さんの中の「かっちゃん」という信念。
全てはかっちゃんのために戦っていたと思うのです。
それこそが香取近藤を想う山本土方であり、私たちが期待している土方像な気がするんですよね。
てか、そう信じたい。

だから心配しなくても大丈夫!
きっと組!!は私たちが期待する「彼」を築き上げてくれますよ!
一緒に信じましょう!
by: Aki_1031 * 2005/10/04 15:04 * URL [ 編集] | page top↑
--コメントありがとうございます--

黒井さん、一人虫さん、あるゆさん、もまさん、
コメントありがとうございます。

ちょっと補足すると、一番「ええーっ!」と思い、凹んだ言葉は
・死に急いでいる感じで、全ての言葉に生きる意志が感じられない
というものでした。
生きる意志なくして、戦えるんだろうか?
ビジネスの現場だってそうですよ。キツイ目標だって、達成をあきらめた瞬間に達成できなくなります。達成できる力があったとしても、です。
要は「戦意喪失」したらその時点で負けってことですよ。
でも歳さんは勝ち続けた。それには絶対「死んでなるもんか」「ヤツらには負けねぇ」ってもの凄い強固な意志が必要なはずなんですよ。
なのに・・・「生きる意志を感じない」なんて、嘘でしょ?と思ったんです。
近藤さんが亡くなって、歳さんは凄く辛かったと思います。心の中が空っぽになって、全部無意味に思えたと思います(cf仮面ライダー響鬼テーマソング「少年よ」)。
でも、そこから這い上がってきたからこそあの「強さ」と「優しさ」が出てきたんだと信じたいんです。全てを背負いながらも、迷いも思いも吹っ切って「自分らしく生きる」、負のエネルギーを正のエネルギーに転換していて欲しかったんです。
それが「ヤツらに一矢報いてやる(=仇討ち)」レベルで終わってほしくないなあ、というのが本音です。何故なら、彼は洋式軍隊の現場指揮官として大変優秀、有能でしたし、一刀槍部隊の親玉レベルの人ではなかったからです。
その「自らの成長」にも気づいていた、そう思いたいです。
ああーますます布施明歌う仮面ライダーテーマソング「少年よ」(cf↑)がピッタリ。。
歳さーんっ(叫)!!
by: ままこっち * 2005/10/04 09:47 * URL [ 編集] | page top↑
--インタビュー読みました--

一通り読んだら、ちょっとほっとしました。
いえ、もっとと~んでもない内容なのかと思っていたら…というだけで、前情報無しにいきなり読んだら、ショックだったかもしれません。
耕史くんが楽しさを感じられないのは、主役としての責任と自分と一体化したキャラクターの死という容赦の無い現実を、常に意識せざるをえないからのように思えます。
自分との堺が見えなくなるぐらい全身全霊を込めてなりきった歳三の「最期」を演じるのは、悲しくて辛くて当然ではないでしょうか。
むしろ、不安な気持ちを正直に訴える耕史くんに好感が持てました。
香取くんが近藤勇の生と死を乗り越えて成長したように、耕史くんも「!!」を通して、人生の次のステージに上がれたらいいなと思います。
もしかしたら、三谷さんもそれを期待してのプレゼントなのかも?
そんなことを考えていたら、もう(私的)史実の土方さんと違っても許す…という気がしてきました。
壁にぶつかったとき、後ろ向きはありえないぞ!
退くものは斬る!(あれ?)
頑張れ、耕史!
by: もま * 2005/10/03 22:20 * URL [ 編集] | page top↑
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: * 2005/10/03 21:25 * [ 編集] | page top↑
--私も凹んでます--

ままこっちさん、こんばんは。
ままこっちさんのお気持ち、痛いほどよく解ります。私も土方君(←年下のオトコなのでw)を人生最高の師というか「かくありたい自分」として尊敬しています。そして、やっぱり仕事なんかで凹んだ時、土方君を想ってがんばってます。不屈の闘志、何物にも汚されぬ孤高の魂、どんな時にも失わないポジティブな発想、そんなイメージです。
だから、名作「燃えよ剣」をはじめとする「滅びの美学な土方君」には、どうしても馴染めなかったのです。なので、「黒龍の柩」は衝撃的でした。とうとう私の土方君に90%の精度で合致する小説にめぐり合えた!と思ったのです(ミステリーですけどね)。あのラスト、北方先生によると非難轟々だったそうですが、私は感動で涙が止まりませんでした「北方先生!ありがとおっ」
この小説以来、「滅びの美学じゃない土方君」像がちらほら出てきて、ああ、しゃあわせ、なんて思ってたんですけど(「月明星稀・さよなら新選組」もその路線だと密かに信じてます、だって「さよなら新選組」ですもん)。
もし「!!」が、滅びの美学だったら、本当にどうすりゃいいんでしょうか。気になるのは三谷さん、あの朝日新聞の連載エッセイ。「続編は、1年間見てくれた視聴者と、なによりがんばってくれた山本耕史へのプレゼント」っていうところです。これは、史実土方ではなく、山本土方の香取近藤に対する「想い」を成就させるという意味なのでは?・・・つまり香取近藤のそばへ、早く送ってあげましょうという意味では?
・・・ああ、またあれこれ考えて悲観のドツボに勝手に嵌ってしまいました。この状態で1月までって・・・しんどい、マジで(泣~)。
by: 一人虫 * 2005/10/03 19:59 * URL [ 編集] | page top↑
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: * 2005/10/03 18:42 * [ 編集] | page top↑
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こんにちは!
私も「死地を求めて戦う」のは違うと思います。
「黒龍の柩」はまだ読んでいないのですが、「俺は降伏はしない。が、死ぬために戦っているわけでもない」というセリフが胸につきささりました。
近藤さんを罪人として処刑した人たちに土方さんは降伏するはずがありませんし、近藤さん亡き後の戦をおってみると死ぬために戦っていたとは思えません。
お正月、見るのが少し怖いです。
三谷さんを信じて待つ事にします・・・。
by: 黒井紅斗 * 2005/10/03 17:04 * URL [ 編集] | page top↑
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最期へ向かう耕史クンのこと。
前回の記事で、はま☆なか☆あいづの副長インタビューに関してウルフ通信だけ読んでいたら、ミタニンが描く歳三さんは死に場所を求めて行くの?と勘違いしそうになったのですが、どうやらそれは誤解だったようです。ほっ。ミタニン~、そして耕史クン~、誤解しちゃって.... Go Plain!【2005/10/04 20:14】
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